コンプレックスとの付き合い方
誰にでもあるよね、コンプレックス。
私も、自信を持って宣言。たっくさん持ってるぞー(笑)!!!
でも、昔みたいにこのコンプレックスに振り回されることはなくなっているの。
いつ頃だったかな、振り回されるのをやめたのは。
35-6才だったような気がする。
NYにいたのだけど、この頃の記憶は意外と時期があやふや。
自分でもなぜだかわからない。
たぶん、いろいろなことを考えていて(コンプレックスに振り回されもしていたし)
それらと対峙することに全精力を使っていたからかも。
ほんとに、その35-6才のある日、突然コンプレックスに蓋をしなくなったんだ。
何が起こったんだろうね、私に(^_^)?
西日がきれいな午後4時頃、季節は初夏か初秋。ひとりだった。
15丁目のアパートに帰るために6 Avenue をダウンタウンに向かって歩いていた。
本当に「ふいに」としか言いようがないんだけれど、下の言葉というか思いが浮かんできた。
「ああ、そうか。自分のいやなところとか、キライな部分、ぜんぶひっくるめて私なんだよなぁ。欠点とか短所をなくそうとしても無理。本当の私は、私にしかわからない。だったら、自分にもっとやさしくしてあげよう。私の短所・欠点を理解して愛せる人間は、私だけだもん。しょうがないヤツだね、アタシ、ってあやしながら、コンプレックスとも仲良く上手に付き合っていけばいい。そうだね、そうしよう」。
西日に照らされる道路と、黄みがかった空を見ながら、
頭の中でひとり会話をしていたことをよく覚えている。
なぜ、あの時だったのか。
どうして急ににこんなことを思ったのか、
理由はわからない。
ただ、その日を境に、過ぎ去った日々、親との関係、解決すべき自分の問題、いろいろなことが少しずつ解きほぐされていったのは事実。
ずっと、自分に一所懸命向きあおうとあがいていたから、かな。
まだまだだね、と思ったカミサマがみかねてヒントを与えてくれたのかもしれない。
あれ以来、たまにでこぼこと凹んだりすることがないわけじゃないけれど、ずいぶんと自分を受け入れられるようになった気がしている。
欠点や短所に我慢できないのは、自分に対するハードルが高いからだよね。
そのハードルの高さは、どうやって決められるんだろう。
いずれにせよ、他人が決める高さではない。
だったら5cmでもいいんだよ。
もっと自分を認めてあげよう。
誰もそれで困ったりしないから。
だいじょうぶ、だよ!
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