本当の豊かさ
20代の頃、世間はバブル真っ盛り。
当時なにかと目をかけてくれていた取引先のT社長(40代後半)に、食事の席で尋ねられた。
「由歌利は、どんな未来を見ている?年収がいくら、とかそういうことか」。
すこし考えて答えた。
「現時点で、自分の能力をはかる物差しは所属している会社から頂くお給料の額であると思います。だから、目指すところは・・・早く年収一千万円になることかも」。
T社長はほほ笑みをたたえて、こう語ってくれた。
「そうか。そうなりたいなら、年収一千万円以上もらってるヤツラと対等に遊べ。同じように金を使えってことじゃないぞ。お前はお前の出せる範囲で付き合えばいい。背伸びはするな。・・・いいか、羨ましいとか、ねたみは抱くな。それが、お前の目標にリーチする最速最適の手段だ」。
あの頃の私は、この言葉を「なるほど」。と思って聞いたと思う。
一千万円プレーヤーと肩を並べて付き合っていれば、そのうちそんな人種になっていくのかなぁ~、ってね。
でも、本当の意味では理解していなかったんだよ。
T社長は、一千万円プレーヤーと一緒に遊んだり、行動を共にすればそれでいいといっているわけじゃない。彼らがどう働き、チャンスや物事をどう捉えているか肌で感じろ!と言いたかったんだ。年収という物差しだけでなく、その金額を得られるだけの人としての豊かさを学ばなきゃいかんのだということを教えてくれていた。
この言葉は忘れずにず~っと心にあった。
すごく大切なことを教えてくれている、という意識もあった。
なのに、今になってようやく意味がわかるんだよねぇ。
いったい何年かかるんだろうね、アタシときたら!
もし、この意味をきちんと知りたいと思うなら、(クリック⇒)ここで教えてくれるよ。
もっと親切に、熱意をもって(^_^)
豊かな心を持たない限り、本当の意味で「お金持ち」にはなれないから。
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