#174 *SPICE OF LIFE*「俺の世界」

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おはよう、由歌利です。

いくら沖縄、それでも那覇とはいえ

朝夕はすこーし涼しさを感じます。

先週珍しく風邪で4日間の引きこもり生活。

昨夜ようやく娑婆に出て、タクシー車中で

沖縄にいることをハっ！と思い出した。

やっぱり外界はいいなぁｗ

さて、今週は先週分も楽しもうっと♪

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

ひとはいくつになっても変われる。

いろんなところで、いろんなひとがこう言う。

でもね、ほんとなんだよ。

 

 

来年還暦を迎える59才、男性。

妻一人、子供一人。満員電車の通勤片道一時間半弱。

趣味はオンラインゲーム、音楽鑑賞、園芸。

どちらかといえば家の中でじっとしていることを好むタイプ。

家族と映画鑑賞か、買い物に付き合う以外

誰が誘っても出ていかない。家にいる。

食事以外は自室にこもりオンラインゲームに興じる。

昭和を絵に描いたような一族家長の長男ゆえに

その血の濃さを悲観し、逃れられないと思っていた。

確かに、あらゆる問題が持ち込まれてもいた。

根暗ではない。けれど、一言でいえば暗い。

もっといえば宿命に翻弄される運命悲観論者。

 

 

なにをいっても変わらないんだろう、

こう思っていたのは一人や二人じゃなかったはず。

そう、二年前までは。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

何を隠そう、この男性は一番近しい従兄、

一人っ子の私の実兄・実家のようなもの。

自宅に行けば暗い話も弾みｗ、よくしゃべるし笑う。

食事を準備し待っていてくれる優しい兄だけれど

サシ呑み、みんなで花火、海、うちにおいでよと誘っても

絶対に来たためしがなかった。

 

 

きっかけはたぶん私の結婚式だと思う。

そのあたりから徐々に変化が表面化し

昨年末のJOYWOWパーティーに出席し、

知らない人と率先して会話を楽しみ始終笑顔。

沖縄は苦手、いい思い出がないと言っていたのに

JOYWOWのパーティー＠沖縄に来る、うちに泊まる、

みんなとハグする…ようするに、別人になっていった。

追い打ちをかけるように、私の主催しているクラスの

遠方参加者をこの家に送り込み、泊めてもらった。

彼らが帰った後は、三日間ほど

「さびしい」と腑抜けになっているらしいｗ

 

 

いま、この一家は底抜けに明るく、

夫婦で断捨離と屋内ペンキ塗り、

プチ・リフォームにはまっている。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

兄はずっと「俺の世界」だけで生きてきた。

自己中心的に世界を眺めていたんだね。

重い責任と一族のしがらみ。

その渦から出ようとして、扉のありかを探していた。

でもね、ここにきてようやく扉なんかないことに気付いたんだ。

「俺の世界」という座敷牢は生まれや血筋、立ち位置ではなく

自分で描いた幻想だったということ。

長い間、そこから出る最初の一歩が怖かっただけ。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

誰かのせい、なにかのせいで動けない。

苦しい、止めたい、前に進みたい。

なのにできない。

そう思っていることがあるのだとしたら、

それは「なにか」のせいじゃない。

気づいてごらんよ。

世界はいつだって明るい。

自分の上にだけ曇りや嵐があるはずがない。

そう思うのは誰のせいでもない。自分自身だ。

 

 

問題が難しくて解決しないんじゃない。

それは、あなたが解決したくないからしないだけ。

必要であれば、

目の前で手伝おうかと手を差し伸べてくれる人の

その手を掴めばいい。

みんなひとりじゃないんだよ。

 

 

気づいたら、この従兄のように

劇的に明るい世界に踏み込めるよ。

これは稀な話じゃない。

誰にでも経験できること。

ようは「やる」か「やらない」かだよ。

その一歩を前に出し、変わるか、変わらないか。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

最近Facebookをようやくはじめた従兄。

来年、還暦の59才。

妻一人、娘一人、猫一匹。

この年で大きく変化した兄を誇りに思う。

次は、あなたの番かもね。

LOVE & HUG:-)**

■次回配信は10/6（月）☆11時です。

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