マイ・スタンダード
今朝目覚めたときに、なぜかビューラーのことが頭に浮かんだ。
多くの男性には無縁のことだけれど
化粧するとき、ビューラーという器具でまつ毛を上げる。
アイシャドウをつけた後だから、当然ビューラーには色が着く。
使用後に毎回、そのビューラーをウェットティッシュできれいにふき取る。
あたりまえといえば、あたりまえの日常。
私しか使わないんだから、別にそのままでもいいわけだよね。
(少なくない女性がそのままにしているのも事実)
でもねー、そうじゃないのよ、私の場合。
他のひとが使うから、見ているからではない。
化粧をするたびにきれいなビューラーを使えるって、とても気持ちがいいことなの。
私が私をもてなしているというか、自分を大事にしているサイン。
意識していなかったけれど、こういうことなんだと理解した。
日常を大切にする。
些末なことをおろそかにしないこと。
ベッドメイキング、片づけ、洗い物、洗濯。
埃を落として、鏡を拭いて、掃除して
毎回食器をもとの定位置に戻す…etc.
なぜ、部屋を片付けてきれいな状態を保っていることに
こんなにこだわるんだろうと、自分でも不思議だった。
もちろん一緒に暮らす相手、訪ねてくるひとのためという意識はある。
でも、一番目は自分、自分のためにやっているんだ!
私が気持ちよく暮らしていたら、みーんなハッピーだし気持ちもいいもの。
誰かのためにやっているわけじゃなかった。
なるほどとストンと腑に落ちたw
片づけることが正しいわけじゃない。
片づけないでいる部屋が気持ちいいなら、
それがそのひとにとってのスタンダード。
それ以上でも以下でもなく、それがいちばんいいんだ。
自分のスタンダードを決める、認める。
比較しない。
あたりまえのことなのに、目からウロコな気づきの朝だった。
これ、すべてのことに通じるね。
誰になんと言われても、マイ・スタンダードを貫けるなら
いつか必ず「かっこいい」になるんじゃないかな。
マイ・スタンダード。
片付いた部屋、お水とおいしいコーヒー。
キッチンで吸う煙草、オイルライター。
体幹トレーニング、Tシャツ。
アイロンのかかっているハンカチとシーツ。
赤ワインとチョコレート、そしてチーズ。
「マイ・スタンダード」という言葉の下に
好きなものを並べただけで
妙にカッコよくなる(笑)。
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