#166 *SPICE OF LIFE*「言葉のちから」
※ここには掲載していないオマケ話をメルマガに載せています。
ゆるい私的なことから、懺悔話まで(え?)w
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おはよう、由歌利です。
先週の横浜、名古屋、暑かったー!
沖縄の日差しに比べれば…と思っていたら
まったく変わらないほど!!
みなさま、くれぐれもご自愛を。
暑さは変わらないけれど、
海と空の青さは格別な沖縄、帰ってくるとやっぱり嬉しい。
今日もいい日でありますように^^
☆・:+:。+・。
一昨日、飛行機の中でkindle版を読み始めた。
幻冬舎より出ている山田詠美さんの
「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」。
一気に読んだ。美しく、けれど、緻密に場面を重ねていく言葉たち。
言葉にこだわってきたひとの圧倒的な筆致。
読み終わった瞬間に清々しささえ感じた。
そして、改めて思ったことがある。
言葉、大切にしなくちゃって。
「言葉はこころを運ぶ船」
これ、私の座右の銘(…自分で作ったんだけど:笑)。
会話でも歌でも声に出す言葉は、
人、対象に伝えることが主。
独り言は自分に向かう…とは限らない。
☆・:+:。+・。
先日横浜から乗ったタクシーの運転手さんが
前を行くはっきりしない態度のタクシーに向かって
怒気を含む、独り言とは思えない罵声を口にした。
瞬間、表情を変えない私の体が内部で固まった。
このひとはいつも車を運転しながらこんな独り言を発しているのだろうと
なんだか哀しい気持ちになった。
いつもではないけれど、
私も美しくない言葉を口にしてしまうことがある。
そのとき、しまったなぁと天を仰いじゃうんだけどねw
いい言葉を使う云々のまえに
自分の口から繰り出される言葉であるなら(書く言葉もそうだけど)
その行く末に責任を持たなきゃと思う。
誰にでもあると思うけれど、
はるか昔に投げられた一言が
いまだ楔(くさび)のようにささっていない?
逆にその一言が金字塔になっていたり
こころの中で輝きを発していることも。
知らないところで誰かのこころに残っているんだ。
自分の口から出た言葉は、いずれ、
いろいろなお土産を携えて自分の元に戻ってくる。
いい言葉なら輝きを増し、
褒められない言葉なら、埃や汚れをくっつけて。
☆・:+:。+・。
きれいな言葉を使うひとはきれいなひとになる。
昔から言われていること。
毎日使う言葉は自分の栄養分になるんだもの。
いい音楽や歌声、波の音、小鳥の鳴き声がひとを和ませ、
こころを開放させるのと同じこと。
周りがどんな言葉を使っていようと関係ない。
自分がどうありたいか、どんな言葉を使うひとでありたいか、だよね。
☆・:+:。+・。
何度も何度も誰かの言葉や文章に救われ
今日の私がある。
顔も声音も、誰だったのかさえ忘れても
残る言葉がある。
言葉のいらない関係であっても
それでも、やはり言葉は大切。
LOVE & HUG:-)**
■次回配信は8/4(月)☆11時です。
あっという間の8月!
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