あの頃の私へ、そして今そこにいるあなたへ
昔々、といっても30代前半。
NYでまだたどたどしい英語でコミュニケーションしていた頃の話。
友人を待っていたレストランのカウンターで隣にいた初老の男性に話しかけられた。
「君は、何を目指してNYにきたの?」
一瞬間をおいて私の口から出てきた言葉は、
“I wanna be somebody(ひとかどの人になりたい)…”
その言葉を二回繰り返した。
・・・そんな直接的な問いに答えられるほど自分が見えていなかった。
私が言いたかったのは成功者になりたいとか、
えらくなりたいということではなかったはずなのだけれど、
今となっては何を言いたかったのか記憶を探しても出てこない。
そんなチャラい若者が言うような答えを聞いたその人は、
少し驚いた顔で私を見ながら、うなづいていた。
仕事も辞めて、バツが戸籍につく前に結婚したままNYに行っちゃったし、
英語もおぼつかないただの学生で「どこの誰でもない」当時の私は、
自分で自分を守る言い訳がほしかったんだろうと思う。
そんな私が苦し紛れにいったセリフ。
なんだかね、ちょっと苦い思い出。
もしもあの時の私に会えたなら、伝えたいことがある。
あのね…
いいんだよ、立派な夢や目標を持っていなくったって。
目指すものを持つ他の人や友人が輝いて見えたって、それはそれ。
うらやむことも、自分と比較する必要もない。
なんにもないあなたでいいんだよ。
だってね、今、存在しているあなたは世界でたった一人だけの個性だよ。
大切なのはさ、自分が動くこと。
言葉もコトも見つからなくたって、目の前のことに必死になったり
やりたいと思うことをやってみる。
先が見えなくたって構わないから、動いてみることなんだ。
誰かにあったり、話したり、表に出てみることかな。
表に出れば、季節の移り変わりが、風や香り、木々や葉・花の色、天候を通じて
たくさんのことを語りかけてくるよ。感じること、心を動かすこと。
動けば必ず何かが変わる。ほんとだよ。
ちっぽけなあなたひとりが右を選ぼうが左に行こうが
なんら世の中は変わらないと思うでしょ。
でもね、変わるんだよ。
たとえば。
右の道を選んで酔っ払いに絡まれたとしたら、すごく嫌な気持ちになるよね。
嫌な気持ちを引き摺って家に帰ったら、家族が心配したり、
その家族にやつあたりをしちゃうかもしれない。
そのせいでその日にやるべきことの全ての順番が狂ったり、遅れたり。
翌日に何らかの影響が生まれる。
社会生活は一人では成り立たない。必ず誰かと関わり、影響を与えあって
動いていて、自分のため息、くしゃみひとつでも、誰かに何かの変化や
思いを残しているんだものね。
世の中のことはすべて有機的に繋がっている。
だとするなら。
自分らしくあればいい。
焦ったり、空回りする必要なんかない。
他の人と比較して、自分にダメだしする必要もないの。
ただ、目の前にある一日を一生懸命過ごすだけ。
目の前にあることにしゃかりき取り組もう。
頭グルグル、煙が出るほど考えたって、いい考えなんか浮かばないw
成長していないように感じるかもしれない。
一歩も進んでいないと思うかもしれない。
でもね、大丈夫。進んでいるから。
まちがいなく、なにかを積み重ねているから。
きっとね、自分のこと、もっと許せるようになるし、
そうだね、よくやっているよ!って褒めてあげてほしいくらい。
今だから、私もよーくわかる。
そのままで、私であればよかったんだって。
ご機嫌な笑顔で過ごそう。
そうしたらね、ご機嫌な人たちが集まってくるよ。
難しく考えないでね。
世の中は、人生は、いたってシンプルに機能するものなんだから。
その先の、自分の幸せとか未来とか、そんなことが気になったら
4月7日(日)、私とだいちゃんに会いにきてみたら?
残席、すこしだけあるんだ。
女性のロールモデル「鈴木由歌利」& 次世代の事業家「吉武大輔」Talk Live
きっと楽になれるよ。自由にもなれる。
もしいま、不自由さや生きにくさを感じているなら、
それは誰か、や、なにか、のせいじゃないんだよ。
すべてのことは、自分が作りだし、生み出している必要なトラップなんだ。
そこから出ようよ。思うほど難しくないはずだから。
きらきらな愛、もう一度、思い出してほしいんだ。
みんなに^^
知ってる?
愛はなくならないし、減らないよ。
だからね、今日も能天気に愛を贈るよ。
Just want to tell you I love all of you♥
(能天気ってさ、いい言葉だなぁw)
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