「友よ、生きることを恐れるな」
シルク・ドゥ・ソレイユ、今更語ることもないほど有名なカンパニー。
私にとって初めてのシルクは、(⇒)QUIDAMだった。
マンハッタンの南端、バッテリーパークあたりに建てられた仮設テントで。
あの時の感動と、赤い布のイメージは胸に強く残っている。
そして、ついに観た。
(TDLの中にあると勝手に思っていたのだけれど、
Disneyアンバサダーホテルの隣に専用劇場があった!)
真正面の席。開演5分も経たないうちに、期せずして涙が右頬を伝った。
この感覚はいつ以来だろう?
ステージを観ながら感動し、知らぬ間に泣いていること。
大人になった今、悲しくて泣くことは稀にしかない。
けれど、心が強く揺さぶられると、どうしようもなく涙がこみあげてくる。
ステージや本、ドラマ…etc. さまざまな作品に触れる時、人の受け取り方は千差万別、過去に積み重ねてきた経験によって、大きく異なる。
前情報ゼロで観たZEDは、美しさと強さ、楽しさと真剣さを、私に魅せつけてくれた。
人間の身体は過不足なく、美しい。なんでもできるよ、やってごらん。
これが、私の受け取ったメッセージ。
後から見たパンフにあった言葉は「友よ、生きることに恐れるな」。
そうだね、生きるってすばらしい。
最高のエンタテイメントをありがとう!
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