自分にむかってまっすぐに。「LOVE & HUG」

変化の時

昨夜は中華街で友人と食事をしていたので、気がつかなかったのだけれど、夕方から降りはじめた雨が、とんでもないことになっていた。ワンブロック歩いただけで、デニムの膝から下がずぶ濡れ。街中20km走行でも前がよく見えない。

休みなし、出張三昧の日々を一ヵ月近く送り続ける友人が不憫になり(笑)、どうしても渋谷まで送っていこう!と思いたっちゃったので、21:30過ぎ、山下町から首都高速湾岸線に乗る。

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どんぶり、バケツどころの話じゃなかった。
オリンピックプールをひっくり返したような激しい豪雨。
ハイ・スピードのワイパーでも前が見えないし、
首都高速の随所に池ができていて、ハンドルが取られる。
60-70kmで走っていたけれど、ほとんど勘に頼って運転していた。
今考えると、そうとう怖いね。

助手席に乗っていた彼女のしゃべること、しゃべること。
たぶん、スッゴク怖かったんだろうなぁ。
これでもか!というほど稲妻も光っていたし。
運転でミスることはないと思っていたけれど、
緊張させてすまなかったかも。

 

食事しながら、彼女、そして彼女の周囲の環境は、今が変化の時期だという気がしていた。さまざまなことが重ねて起こる時は「次のステージに行く前に、自分を見直し準備をする」サインだと、私は考えている。

このサインがある時は、中途半端に自分をごまかしてはもったいない。
人・モノ・思考にこだわらず、去るもの、手放すもの、変化するもの・・・執着せずにすべての流れを受け入れる。ぱんぱんのクローゼットに新しい服を入れようと思っても無理。必要なものを見直し、いらないものを処分してスペースを作る。なくなったら困る・・・と思っていても、実際無くなっちゃえば困らないもんだからね(笑)

スペースが出来ると、あら、不思議!
今の自分に必要な、新しい人・モノ・思考がむこうからやってきてくれる。
それはもう、おもしろいほどにそうなるよ。

この豪雨は、彼女、そして、彼女と同じような人たちが、リセットして前に進むための浄化の雨なんだね、なんて詩的なことを考えながら、東京タワーを横目にハンドルを握っていた。彼女を渋谷で降ろしたら、豪雨ショーも終わりを告げた。

 

余談。
お台場の観覧車は豪雨に負けたらしく、ライトが消されていたが、
みなとみらいの観覧車は、アメニモ、カゼニモマケズ、いつもどおり。
ちょっと誇らしげな気分になっちゃったね。


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