嫌な奴だった頃
NYで会社勤めをしていた頃の話、たしかあの頃は離婚前。
毎日が楽しくないわけじゃないのに、私はいつも怒りモードだった。
なにかにつけて不満を抱いていた。90%はボスに対してだったけどね(苦笑)
あの頃、ボスを含めて私の周囲にいてくれた人たちにはほんとに申し訳なく思っています。ごめんなさい。青い私だったわけです(冷汗)。
そんな過去への懺悔をしつつ、今ならわかる人の気持ちが今日のお話。
誰しも、思うほど完璧な日常なんて過ごせないよね。
問題、悩み、締め切り、ダブルブッキング、渋滞、事故、病気etc. 突然の番狂わせなんて日常茶飯事。文句にグチ、不平不満のひとつふたつは言いたくなる。
溜めておくのは精神衛生上よくないし、誰かに言ってスッキリするならそれが一番手っ取り早い。
とはいえ、同じコトを何度も何度もいっちゃいけない。一度で切り上げられたら美しいけれど、人の気持ちはそう簡単じゃないよね。なので、優しい私は二度まで許しちゃう。
でもね、三度同じ不平不満を口にしたら、同情どころか公害、騒音の類になるんだなぁ。
「また同じこといってる」と、相手は心で嘆いているよ。言ってる本人も腐っちゃってるだろうけど、聞かされる相手もこりごりなのね。
度重なる不平不満は、自分の器が小さい、器量がないと宣言しているようなもの。こりゃあ、かっこ悪いです。
文句を言う前に、感謝してみて。どんなことにも感謝できる側面があるんだから。
そうするとね、ち~っちゃい自分が薄くなって、文句言っていた自分が消えていくの。
人ってさ、不平不満でへの字に曲がった口元の人に同情はしないよ。
自分で不幸をつくり出す人をかわいそうだと思っても、手を差し伸べることはしないから。
いっつも明るく感謝する人のそばにいたいと思うし、できればなにかの手助けさえしたいと感じる。笑顔の周りにプラスの力が働いて、いつもいいことが起こるのね。世の中と、人の気持ちはうまく動いているものだね。
再度、懺悔。
あの頃の自分にもゴメン。つくづく見えていなかったよなー、あたし。
一年半ぶりに風邪をひいて、ちょっと昔を思い出しちゃった(笑)
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