#219 *SPICE OF LIFE*「たぶん鬱だったと思う」
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こんにちは、由歌利です。
濃い出張を終えて那覇に戻ったら
気がゆるんでしまったようで
久々、風邪にへこまされ中。
せっかくいいお天気なのに
走れないことがさびし~…
とっとと治そう!な今週です。
☆・:+:。+・。
NY時代に「鬱」になったことがある。
(このメルマガも219通目となり、
どこかでそれに触れたかもしれないけれど
ふたつ以上前のメルマガ内容は記憶にない。
重なってたらゴメンw)
三十代半ばを過ぎ、
ある日ソファーから立てなくなった。
ルームメイトや友達からの誘いにも乗らず
ソファーで、ひたすら探偵物の
ペーパーバック(日本でいう文庫本)を
読む日々だった。
食欲はなくならなかったので
体重は、半年で5-6kg増加したはず。
ルームメイトは恐る恐る心配しているし、
なんとかしなきゃ、これじゃいけない、
そう思ってソファーから立とうとすると
涙がポロポロとこぼれ落ちてくる。
何日も何度も頑張ってみたけれど、
手の打ちようがなかった。
半年ほどたったある日、
3月末か4月初旬だったかな。
突然、「表に出よう!」と思い立ち
取引先商社の社長に電話をして
「食事に連れて行ってください」と頼んだ。
それで、治ってしまったの。
それ以降、家を出られなくなったり
鬱状態になった記憶はない。
☆・:+:。+・。
当時は「鬱」という病名が
認知されていなかった。
自律神経失調症かな?と
勝手に自己判断していたことが
逆によかったのかもしれない。
病気だとは思いもしていなかったから
自浄作用で元に戻った気がする。
ただ、ね。
なぜこの鬱のような状態になったのか
自分でも思い出せなかったんだ、ずっと。
それが、この出張中に思い出したの。
鬱になったきっかけを。
久しぶりに冷や汗が出た。
あのとき、辛かったんだよ。
だから、記憶の外に置いたんだね。
いまとなってはもう終わったことだし
ちゃんと整理が出来ること。
若かったなぁ、私。
面と向かって、近しい友人に言われたんだ。
「嫌いだし、認められない」って。
彼女がなぜそう言ったか、
その心理状態も今ならわかる。
私だけでなく、
彼女も傷ついていたんだ。
お互い、精神的な脆さを抱いていた。
未熟さはときに人を大きく傷つけるし、
傷つけたことさえ、
ずっと後まで気づかない。
☆・:+:。+・。
この彼女とは連絡をとっていないし
これから先もないだろうと思う。
彼女のことに限らないが、
旧知の相手との再会で
『やだー、久しぶりー!
変わってないわね、すごーい!!
うれしい、元気ぃ~?!』
なんていうステレオタイプな再会は
断固としてお断りしたい。
もともと件の彼女とは
友達になるタイプから
お互いはずれていたし。
それでも、出会ってよかったんだ。
彼女に会わなかったら、
まだまだ気づかず、
いや、もっとひどいことになっていたかも。
あの暗黒の半年間、そして、
理由自体がタイムカプセルに入っていたことも
ちゃんと意味があるんだろうな。
今回、思い出したことで
ようやく、すべてが終わった気がしている。
☆・:+:。+・。
ひとのこころは緻密だね。
忘れていたたくさんのことを
今回のことがきっかけで
思い出したわけだけど、
私が思い出すことのできる時期まで
条件付タイマーがかかっていた、
とするなら、それはすごいことだよね。
いまより前に思い出していたら
また記憶を閉じ込めた気がするもの。
またひとつ、
精神的に大人になれたのかな。
まだまだな私、
ようやくここ、な私。
いくつになっても発見が多いって
とてもしあわせなこと。
こころにしまってあるあれやこれ、
いま、ひりひり痛んでいることも、
ちゃんと昇華する日が来るからね。
LOVE & HUG:-)**
◆次回配信は11/2(月)11時頃です。
もうすぐ立冬ってホント??
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