自分にむかってまっすぐに。「LOVE & HUG」

#203 *SPICE OF LIFE*「ギュ~っとね!」

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こんにちは、由歌利です。

久しぶりに薄日の指す朝。

疑いようのない梅雨の体(てい)。

これもまた大自然の営み、

夏前の準備体操ということで

やり過ごすことにしましょうかね。

雨の中の緑は美しい^^

さて、メルマガスタート!

 ☆・:+:。+・。

ハグは人類と地球を救う。

…と、マジメに考えている。

なにも私が根っからのHUG好きだから、

という理由だけではない。

昔、目前でものすごく腹を立てている友を

咄嗟にハグしたことがある。

そのとたん、友が発していた怒りの気が

シューっと音を立てるように消失した。

そんな作用があるとも知らずにしたコトだったけれど

忘れることのできない場面。

 ☆・:+:。+・。

現代社会に生きる人の大半は、

それと知らずにストレスを

すっかりと日常生活の一部にしている。

マスメディアからひっきりなしに流されている

不安を掻き立てる報道や写真、動画。

属するコミュニティー内の人間関係、

仕事の締切、通勤通学の混雑、

恋人・夫婦・家族間の不和。

深刻ではないけれど、普通に軽度な

ストレスと共存しているんだ。

「仕方ないよね」になっているけれど、

これ、十分に過度のストレスなんだよ。

よーくご存知のように

ストレスは身体にさまざまな影響を及ぼす。

心臓病や糖尿病はこれに影響を受けて

発症することが多いという。

この慢性的軽度のストレスは「怒り」を生む親。

なんでもないことにいらつき、

あたりたくなる。

世の中が殺伐としている要因だね。

電車から降りる人を待てずに突っ込んでいくひと。

ぶつかってきたのに舌打ちをするひと。

「ありがとう」がいえないひと。

たくさんの不満を抱えた生活なのに

嫌なことが嫌といえないひとたち。

暴飲暴食、一時的享楽でやり過ごす。

または、突然、

環境に優しく人に厳しくなったり。

バランスを取ろうとして

バランスが崩れていく。

 ☆・:+:。+・。

身近な例を挙げれば、

再会した頃の夫の顔には険があった。

(10代後半の彼は、のほほんとした

王子サマ然としていた:笑)

それをみて、彼の生活が自ずと知れた。

煮えたぎるような怒りや熱、

追い立てられるような悲壮感を

押えこみながら抱き続けてきたのだろうね。

いまの彼は、基本穏やか。

感情でものをいうことはまずない。

ストレスから解放されるということは

こんなにもひとを変えていくのだと

彼の変化が教えてくれた。

 ☆・:+:。+・。

もう一つの例。

亡母はストレスから体と心を壊したひと。

癌や多くの死に至る病の最初のきっかけは

軽度のストレスなのだろうと推測する。

母にハグする習慣があったら、もう少し

違う人生があったかもしれないなと思う。

これね、思いっきり端折っていいますと、

現代社会はハグ不足だと思うわけ。

自分からハグができるかできないかは

慣習や得手不得手は別にして、

防御壁の高さなんだと思うのね。

ハグは相手を受け入れると同時に

自分を受け入れてもらう行為でしょ。

壁が低くないと難しいよね。

暮らしやすく安全な国では、

暮らす人たち相互の信頼感が強いと

研究によって証明されているんだ。

相手を信じ頼ることのできる関係。

痛みや喜びを分かち合える安心感。

神経経済学者のポール・ザック氏の研究によると

「善循環」はハグから始まる。

世界をもっとすてきな場所にする方法。

他のひとと繋がり、相手を尊重して、

Happyな気分になるために必要なのは

一日8回のハグ、だけ。

これだけでいまより幸せになることが

彼の研究で証明されている。

 ☆・:+:。+・。

太古の昔、縄文時代に生きていたひとたちは

ひとが「一人では生きられない」こと、

孤独は死に直結することを知っていたはず。

物事がシンプルだった時代。

ひとを、仲間を尊重して

平和に暮らしていたんだろうし、

ハグしてたはずと思いをはせる。

ハグはひとがひとを大切にしている、

思っているよという繋がりのサイン。

ただし、おざなりなハグはいただけない。

ハグをするなら、ぎゅ~っとだよ、ぎゅっと。

一瞬でもいいからぎゅっとする。

ゆるいハグなら握手のほうがまし。

もちろん、相手との距離感にもよるから

誰でも彼でもとはいわない。

相手が下心満載だったら、やめとこうね(笑)

 ☆・:+:。+・。

こころを繋ぐハグをしあったらね、

社会的地位、収入の高低、性別、肌の色、

国籍、居住地、賞罰とかさ

ぜんぶふっとぶよ。

みんな同じにあたたかいヒト科のヒト。

根っこは一緒なんだもん。

もっと原始的に

もっとシンプルに

形容詞抜きでいこうよ。

愛はね、

いたってシンプルなものなんだ。

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LOVE & HUG:-)**

参考文献:経済は「競争」では反映しない
   ポール・J・ザック著ダイヤモンド社


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