#192 *SPICE OF LIFE*「思い込みの檻」
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こんにちは、由歌利です。
那覇か?と勘違いするような陽気の横浜、
春というより雨の予感かな?
温暖化とはいえまだ2月だもんね。
寒暖の差には慣れ親しんでいるとはいえ、
生ぬるい風にちょっと調子狂う。
さてと、今週も楽しくいこう!
☆・:+:。+・。
昨日、夫が高校時代の友人と34年ぶりに会い、
流れで一時間半ほど一緒に飲むことに。
私も学年一つ上とはいえ、同じ高校出身。
ちゃんと彼らの顔に見覚えがあるわけ。
「そうそう、こんなひといたーーー!!」みたいな(笑)
共通の知り合いの話にも花が咲き、夫は超ご機嫌♪
私は彼らに「変わったねぇ、わからないよ」と言われたの。
そりゃそうだ。あの頃の私…うん!
ぱんぱんにはちきれそうな感じだったもんw
(ここで17歳の水着姿披露する?って一瞬思ったけど
さすがに恥ずかしすぎるからやめるw)
ひとの面影は変わらないとはいえ、確かに私は変わったんだろうなぁ。
ひとは、変わる。
というか、気づいて変わっていくんだよね。
脱皮に近い感覚かもしれない。
うん、そうだ。
☆・:+:。+・。
若い頃に起こる何かのきっかけで
「○○してはならない」とか「自分は○○である」と
素直な感性が自分にインプットをする。
たとえば、自分から発言してはいけないとか
怒っちゃいけない、前に出てはならない…
自分は弱い、ひどい、暗い、冷たい…
というような、ネガティブなこと。
まっさらなココロに植え付けられるそれは
自分でも気づかぬまま、「個性」という名の杭、または地雷になる。
「しかたないよ、性格だから」とかね、
言うようになっちゃうんだよなぁ。
かくいう私もこういう地雷をたくさん持っていた。
ひとつわかりやすい例を挙げるのなら、
「私は太っている」という意識。
前述した高校時代の私、「はちきれそうな」ってやつねw
いや、事実そうだったの。
亡母がとても細い人で、いつも母自身に比べられ
「おまえはほんとに足が太い」などと
肉体的特徴について揶揄され続けたわけ(^^;
どれほどマジに痩せている時期でも、
「私はデブである」という意識は消えなかった。
必要以上に過敏になるんだ。
腫物がココロの内部にできるというか。
ほんとに怖いよねぇ。
年を重ねていけば、細すぎる外見は老けに繋がる。
老けどころか貧相になる。
呪縛から完全に抜けたとはいいがたいけれど
まぁ、自分で気づく程度になっているので
現在は過去の笑い話になっている。
と、話を元に戻そう。
ひとは思いもよらないところで、
すごい思い込みを持っていたりする。
その思い込み一つにつき、ココロにひとつ鍵がかかる。
親が、家族がこういった、友達にああいわれた、とかさ。
簡単にいえば、むっちゃ傷ついてるんだ。
その傷に対して無防備すぎるから
治し方もわからず受け入れてしまう。
でもね、ひとは気づいていくんだな。
きっかけさえあれば、過去を振り返って、その大元に辿りつく。
あの瞬間、あの言葉…。
そうするとね、早いんだよ。
人生に対するシフトチェンジが。
それまで灰色だった人生が色付きになっていく。
☆・:+:。+・。
変わりたくない、そういうひともいる。
手の中に大事に大事にしていたものが
こぼれ落ちていきそうな気がするんだろうね。
でもさ、変わらないもの、変わらないひとってあるのかな。
なにより人が持っている、その大事なものって何だろう?
持っているような気がするだけで、
何も持っていないんじゃないんだろうか。
変わることを必要以上に恐れないで。
気づく瞬間は宝物だよ。
次のステージへのプラチナチケットなんだ。
ひとは「変わること」が必要なんだ。
そのままでいいちゃいけない、というつもりはない。
ただね、変わろうとするそのひとを
引き留めてしまうのはもったいないよ。
だってね、変化って成長だもの。
子供が、家族が、友人が、会社が、社会が…。
いいじゃない、変われば。
変化の流れは止められない。
まだ見ぬ世界は必ず、新たな視野と喜びを運んでくる。
☆・:+:。+・。
変わるってね、思い込みの檻を破ることなんだ。
自分の中にある、
他のひとから植え込まれた常識という偏見を捨て
自分の軸をより明確にすること。
そしてね、少しずつ
自分を好きになるってことなんだよ。
LOVE & HUG:-)**
■次回配信は3/2(月)☆AM11時頃です。
春の足音、きこえた気がする。
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