#190 *SPICE OF LIFE*「 HAPPY BIRTHDAY 」
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おはよう、由歌利です。
昨日今日と、とても寒い!
11~12度という数値、ここでは厳冬。
先週の新潟ではさほど寒さは感じていないのに。
着ているものを差し引いて考えても
体感覚というのはおもしろいね。
住む・居る場所によって感覚が変わる。
カメレオンは不思議だと思っていたけれど
ひとも同じようなものなのかも。おもしろい!
☆・:+:。+・。
先週、新潟で53回目の誕生日を迎えた。
(お祝いのメッセージをくださった方、ありがとうございます!)
忙しい中、一緒にいた面々がサプライズで
生まれた日を祝福してくれた。
これには、ただ感謝!!
53才といえば、中年と呼ばれる部類、
なかには初老と呼ぶ不届き者さえいるしw
でも、若い頃には確かにそう思っていた。
亡母が加齢していくさまを思い出すと
「年を取る」ということを「負」として捉えていた私がいる。
スコシカナシイ、そんな人生を選んだ母だったから。
それにひきかえ。
私はやっぱり今年も誕生日が嬉しい。
年を重ねること、
肌の張りやら体力は右肩下がりとはいえ
理解力、知識や許容量等々いまだ成長を続け
なによりシンプルに、自由に、
生きることを楽しむ力は急カーブで右肩上がり。
一方、若い頃は不自由だったなと思う。
(※若い頃=10代~40代まで含む)
比較の時代であったし、自分を知らずに生きていた。
つもりのないままひとを傷つけ、同じだけ傷つけられ。
相手、そして自分の傷の治し方も知らず、
ただ、通り過ぎてきた。
たくさんの痛い思いを重ねて「いま」がある。
☆・:+:。+・。
なんていうのかな、
年をひとつ重ねるということは
またひとつ優しくなれるということなんだ。
自分の、ひとの、どうしようもない愚かさやちいさいところ、
こわがりで、かたくなで、わからずやなところ、
傷つけあったり、怒ったり、泣いたり、
そんなネガティブなことがぜんぶ、ぜんぶぜんぶ、
生きていくうえでの大切なマイルストーンなのだと
理解できるようになってくるから。
特別なひとなんかいないんだ。
みんな口に出せないから、
自分だけがものすごく負を背負っていて
ひとに言ったら嫌われる、嫌がられると思う。
大小の差はあったとしても、同じなんだよ。
成長過程や性別・性質の差で
越えられる事柄の大きさが違っても
受ける衝撃や感情の振れ幅は一緒なんだ。
痛い・かゆい・寒暖とか、体感覚が違うのと同じこと。
いま、辛い、へこんだ思いにとらわれていても
どれだけ悲しい過去に縛られていても
逆に、しあわせの絶頂でも
それはね、特別なことじゃない。
病名つけたり、べきべき論で固めちゃったりするけれど
いたってあたりまえのことなんだよ。
生きていくってことはさ、
いつかそれが「みんないっしょ、おなじ!」なんだってことに
気づくためにあるのかとさえ思う。
☆・:+:。+・。
ひとはかなしくて、不器用で、こわがりで。
だからこそ、とてもとても愛しいイキモノなんだね。
回り道もするし、自分から落とし穴にもはまる。
それでいい。
ほんとに、それがいい。
失敗できる自分を、生き方を
ちょっとでいいから認められたら
それだけで明日がすこし楽しくなる。
無理しなくて大丈夫。
50を過ぎたら少しずつ、
「あれ?」「おや???」と
そんなふうに思うようになるからさ(^_^)
とってもそんなことが起こるなんて思えない若いみなさん。
だいじょーぶ、必ず年は取るからねw
どうせなら、重ねた年を愛しもうよ。
LOVE & HUG:-)**
■次回配信は2/15(日)☆夕方です。
2月はめちゃハードなスケジュール♪
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