自分にむかってまっすぐに。「LOVE & HUG」

#132 *SPICE OF LIFE*「自分を見切る」

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おはよう、由歌利@沖縄宅です。

今朝はエアコンもOFF、涼しい!

これ、相性がいいとしかいえないのだけれど

沖縄に来ると高い確率で台風の進路とにらめっこになる。

勘弁してほしいが、愛されているらしいので仕方ない。

一方的な愛ってめんどくさいねw

今週は何が起こるかなぁ!?

どんなときも楽しもう^^!

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

「自分の才能に見切りをつける」

 

 

のっけからすごい一文だけれど、

とても大切なことなんだよ。

 

 

学生の頃、染色を専攻していた。

日本古来の型染、デザインから染め上がりまで

手間暇がかかるのだけれど、それが楽しくて、

卒業後は専攻科に進み

先々は染色の仕事をしようかとさえ考えていた。

ただ、卒業制作のオオモノに取り掛かったとき

デザインに「産みの苦しみ」を味わい、

その最中、ある言葉がぽーんと頭の中に浮かんだ。

 

 

「白紙からデザインを起こすことは私の仕事じゃない」

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

事実と言えば事実なのだけれど

なぜ、あのとき、この一文が浮かんだのかわからない。

それでも専攻科に進もうという気持ちは捨てていなかったのだけれど

願書提出をしようというその前日に亡母が脳溢血で倒れ入院、

親戚から「お前にできるわけがない」といちゃもんをつけられ(^^;

看病やら家事やらにばたついているうち

気づいたら提出〆切日をとうに過ぎていた。

いま思えば、すべて納得できるのだけれど

当時は疑問と不満がいっぱい。

とはいえ、周囲の大人に抗えないイイコちゃんだったので

その場はスルーし、行きたければまた来年があると。

 

 

3年くらいその気持ちを捨てられずにいたけれど

結局、一度も願書は出さなかった。

そういうことだったんだよね。

私は、あの卒業制作を作った時点で

ちゃんと自分の才能を見切っていたんだ。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

だからといって夢を諦める必要はない。

私の場合は染色からおおいに離れたけれど

その後、なぜかファッション・ビジネス界で仕事をし、

コンサルティングという地味目な仕事(笑)に行きつくものの

このスーツとうさんくささがはびこる業界(!)に

「美意識と愛」を持ち込んだ功労者のひとりだと自負しているw

あ、話がそれた^^;

自分がどうしてもやりたいことがあって

才能が足りないのであれば、他で補えばいい。

自分がすべてできるわけがないし、その必要もない。

ひとには、あったりまえに得手不得手がある。

でしょ?

その分野の得意な人を探せばいいんだよ。

 

 

デザインができないのなら、

デザインが得意な人をパートナーにする。

いいものを作れるのに、経営が苦手なら

経営にいいアドバイスをしてくれる頭脳を

営業ができないなら、マーケティングを練り直す能力を

自分や自社のいいところが探せないなら

ブランディングの見直し、再設計をしてくれる才能を

外部から引っ張ってくればいいだけなんだ。

一緒に走ってくれる才能(ひと)を探すことにつきる。

 

 

☆・:+:。+・。

 

 

外部の才能(ひと)を生かすこと。

自分の体の一部となるほど信頼できる相手を探すこと。

本当に必要なら、ちゃんとその才能にたどり着く経路ができる。

その才能と一緒に走れば、累乗で加速していくよ。

ひととひとの縁。

才能と才能の乗算。

しがみつかない、見切ることから生まれる未来と

生かされていく才能がある。

手離し、諦めることは新しいスペースを作り

思いもよらなかった物語を展開させていく。

 

 

人生もビジネスもドラマだよ(^_^)

どうせなら華やかに

思いきり楽しく。

舵はいつでも「正しいより、楽しい」ほうへ!

LOVE & HUG:-)**

■次回配信は、10/21(月)AM11時です。


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