#128 *SPICE OF LIFE*「苦い記憶を紐解けば」
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おはよう、由歌利です。
昨夜からエアコンが稼働していない。
葉山のお祭りも終わり、ついに秋!
昨夜は仕事の合間に秋バージョンのおかずを仕込んだよ。
サミーからお裾分けされた岐阜野菜でピクルスをつくり
従姉の実家から大量にもらった自家栽培の大葉と
激辛獅子唐を保存食に変身させた^^
さて、今週も楽しもう!
☆・:+:。+・。
私の妹と娘代わりを兼ねているYから
学校のいや~な子たちのことで相談を受けた。
聞けば当然腹が立つ。
かわいいYになんてことするんだ、まったく!!
私の脳内では、親と子まとめて呼び出して説教している図が
オールカラーで展開されている(笑)
とはいえ、そこはオトナですからね、
ちゃんとアドバイスしたわけだ。
そのアドバイスをしながら、自分の過去を振り返った。
あのとき、このときを。
☆・:+:。+・。
ひとつはね、30才あたりのこと。
(ちょっと経験が遅いけど:笑)
なにかのきっかけで渡米することを知った元同級生が
「クラス会をやるからぜひ来て」と電話をしてきた。
久しぶりに友人たちと会えることが嬉しくて
都内にあった自宅から地元へ向かったのだけれど
その日時、指定された場所には誰もいなかったんだ。
おかしいなぁと、素直な私は他で30分ほど時間をつぶし
何度か行ってみたけれど、知った顔は誰もいない。
携帯のない時代、元同級生に電話をしても繋がらず。
私がきっと何か勘違いしたはずだと、
狐につままれた思いで帰宅した。
素直なんだかアホなのか、
渡米して1-2年経ったときにふと気づいたんだよ。
「嘘をつかれた」ことに(^^;
そのときの胸をぐわっと掴まれたような感覚は
いまだに覚えている。
その出来事を客観的に捉えて、考えて、
越えられるようになったのはずいぶん後だったなぁ。
オトナに約束を守ってもらえないことは多々あったけれどw
ともだちだにそんなことをされるとは思ってもいなかったからね。
さらに何年もしてからやっと理解した。
妬まれていた自分のことを。
やわらかーく表現すると
同級生だった昔はそのコのほうがずーっと輝いていた。
なのに、大人になったら自分の輝きが失せたように、
私が輝いているように思えたんだろうね。
だってね、ほんとにそんなことをするようなひとじゃなかったんだもの。
☆・:+:。+・。
帰国してから公のクラス会で再会したのだけれど
ふつーに目をみて会話するし、後日電話もかけてきた。
ようするに。
あの日のことは、
彼女の記憶からすっぽりと削除されていたんだ。
当然だけれど、苦くて、いやな思い出だったろうし
(ほんとに変でも嫌味なタイプでもないんだよ)
ココロの安全装置が作動したってことだね。
それを経て、ようやく私も気づいたんだ。
きっと、どこかで彼女を知らず傷つけていたことに。
言葉も足りず、一面しか見せていなかった若い頃。
当時は苦しくて、自分に負けたくなくて、
むちゃくちゃもがきながら生きていたけれど、
ちょっと会ったときにそんな心中を話すわけでもないし、
彼女からすれば、華やかでしあわせで、
なにもかも持っているように見えたのだろうと思う。
どんなことかわからないけれど、
まだ自分しか見えていなかった頃の私の言葉が
彼女にそんなことをさせたってことなんだよなぁ。
☆・:+:。+・。
ひとはとても弱いイキモノなのだと
そのとき、心底理解した。
言葉、ときには態度もが、知らずひとにダメージを与えること。
相手だけではなく、自分自身にも。
それが腑に落ちたとき、
この苦い記憶は痛みを伴わなくなった。
モノゴトが起こるとき。
ひとつのコト・モノ・ヒトが100%の原因であることは、たぶんない。
すべての要因の結果、自分自身もが招いていることなんだ。
いたい、痛い現実だけれど(>_<)
☆・:+:。+・。
ひさしぶりにあの頃のことを思い返して
当時の彼女と私のことを抱きしめたくなった。
それぞれが必死に生きていたんだよね、確かに。
なんとも愛しい。
LOVE & HUG:-)**
■次回配信は二度目の三連休後、9/24(火)です☆
今週、来週はフル稼働!
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