#111 *SPICE OF LIFE*「嘘のない本気の姿」
※ここには掲載していないオマケ話をメルマガに載せています。
読みたい方はメルマガ購読してね。
ここから⇒https://www.yukari-way.jp/k-mail
————————————
おはよう、由歌利です。
葉山は晴天。元気な朝を迎えている?
寒さの逆戻りで昨夜は湯豆腐。ほこほこ美味しかった!
気候にもアレコレ事情があるのだろうと
おおきなココロで荒れた天候を楽しむ日々。
とはいえ、そろそろ安定した春になってくれてもいいじゃない…(/_;)
と、内心つぶやく寒さだったよw
さてと。
GW直前ウィーク、楽しく休むためには楽しく仕事する。
これ、一番だいじ!(^^)!
☆・:+:。+・。
今日のキーワード。
「負の遺産」
デジタル大辞泉によると以下の意味。
★1 相続される遺産に含まれる負債。企業などで、過去の取り決めや事件などによって現在に生じている負担。
★2 世界遺産のうち、戦争や虐殺など、人類が犯した過ちの跡をとどめる物件。世界遺産条約で定義されるものではなく、一般にはアウシュビッツ・ビルケナウの強制収容所や原爆ドームなどを指していうことが多い。
クライアントさんからブランド意識の社内浸透について相談され
その会社が作ったDVDを見る機会があった。
感動するシーン、明るい未来が予測できる場面は多々描かれていたが、
私がその10分強のDVDで最も感動して、強く涙をこらえたのは
「負の遺産」ともいうべき過去の出来事を前面に出し、
社員に向けて問いかけているシーンだった。
「ひとごと。終わったこと。自分には関係ない。」と思っていやしないか、と。
負の遺産。
これ、一般の会社や企業にとって、実は思っているより身近で
輝かしい功績や素晴らしい出来事より
むっちゃ大切なものなんじゃないかと気づいたんだ。
売り上げを含めた状況はそう悪くはない。
けれど、不安を抱え、どこか会社を信じきれない社員たち。
未来を作っていく方向性が定まらない。
会社や上司の示す未来を信じたいけれど、「どうせ」と気持ちは冷めている。
必死に明るい未来を見せてもそれだけじゃ求心力になりえない。
必要なのは「嘘をつかない本気」の姿勢。
弱みも痛みもぜんぶさらけだしているのだと実感したとき、
ひとは無条件で相手を受け入れるんじゃないかなぁ。
あれこれ隠し立てしたり、過去に起こった負の現象を
「もう、いいじゃないか」とか「終わったことだから」なんて
なかったことにしたとたん、なんだか嘘っぽく見えるよね。
起こったことは起こったこと。
だったら、それを堂々と自分の記憶と年表に書き込んだほうがいい。
今現在があるのは、それを含めた過去があったからなんだもの。
☆・:+:。+・。
失敗は成功のモト。
さんざ言われ続けていることだし、
まじめにほんとのこと。
でも、いざ自分の身の上に起こると動揺するし
なかなか大きく構えられないちっちゃな人間である自分を実感するんだけどね。
でも、その失敗を堂々と話すひとはかっこいい。
それをいちばんかっこ悪いところを見せたくない相手に話すことは
もっともっと素敵だと思う。
だから、一緒にやっていってくれないか、
自分のこととして捉えてもらえないだろうかとまっすぐに言われたら
一肌脱ごうじゃないかと、信頼されている自分を誇りに思える。
ひとのこころの動きってそういうもんだよね。
嘘を言わないひとや会社は清々しい。
事実は事実でいいんだから。
これは企業や会社に限ったことじゃない。
家族、恋人、ともだちとの関係にもすべて当てはまる。
ひとは失敗するものなんだよ。
てんでダメダメちゃんな自分を考えれば
そんなことあたりまえだってよくわかる(^^;
それなのに、ダメな部分を包み隠して
「私、出来が良くて…すばらしい人生を歩いてきました」
「苦労も失敗も知りません」なんていわれたら、
息苦しくてお茶も一緒に飲めやしないw
トイレのない家に、ひとは住み続けられないんだってば。
☆・:+:。+・。
まっすぐいこう。
どんなことがあっても、「正しい」かどうかじゃなくて
「最善」の道はどれかって考えたらいいんだもの。
失敗するってわかっているのに、正しいも悪いもないよ。
すべて学び、レッスン!
だったらぜんぶ養分にすればいい。
負の出来事は大切な遺産なんだから。
ひとにやさしく、
自分にはもっとやさしく。
LOVE & HUG:-)**
No comments yet. You should be kind and add one!
The comments are closed.