#206 *SPICE OF LIFE*「らしさの裏側」
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こんにちは、由歌利です。
昨夕、一歩表に出たときのこと。
速攻、掌に湿り気を覚えた。
蒸し暑い、という言葉を再認識した瞬間。
文明とエアコンさまに絶賛感謝中。
さて、月曜日のスタート!
☆・:+:。+・。
一目見てわかる制服のある仕事。
わかりやすく自分を変えることが出来る。
外見だけでなく、意識も所作も。
みんな変身願望ってあるものね。
これ、制服のある仕事に限ったことじゃないよね。
誰かの真似をする。
それが特定の誰かではなくても、
ステレオタイプか、その職業のアイコンなのか
~らしく、または、ぽくなりたい。
ちゃんとしている自分だと見られたい。
プロだと思われたい。
安心してもらいたい。
でもさ、これって
「鎧」とか「仮面」みたいなもんだよね。
社会人になってスーツを着る。
学生じゃなく、働いていることのステイタス。
なにものでもない自由人から
社会や特定の会社の一員になること。
それはそれでいいんだけどね。
昔々、NYで弊社阪本と会社を立ち上げた頃。
まずは名刺のデザインをどうしようかと話し合った。
阪本「紺地に金色の文字がいい」
私「そんな”らしい”名刺作ってどうするの?」
阪本「え、あかんの?!」
私「他と違うコンサルタントを目指すのに
コンサルらしいデザインを選んじゃダメでしょ」
次が講演の時のスタイル。
阪本「スーツでええやん」
私「あたりまえすぎて全然おもしろくない」
阪本「何着たらいいの??」
私「TシャツとGパン。」
阪本「??!!??」
私「何が悪いの?全然違って楽しいよ。」
…こんなやりとりを何度かした記憶がある。
常識に流されない形を出来る限り選んできた。
後発のコンサルティング会社が
世間に認識されるために。
すべてはそこから始まったんだ。
☆・:+:。+・。
らしい服装、らしい外見って、メリットもあるよ。
でも、みんな、一番大きなデメリットに
気付いているのかなと、少し心配にもなる。
例えば「ヤクザ」「教師」「コンサルタント」。
らしい恰好や外見って大勢の中のひとりになる、
カテゴリーの中に自ら入るってことだよね。
赤いバラの花束のなかに一本だけある青いバラ。
目立つ。どこからでもわかる。
なのに、らしくないからと
わざわざ赤に色を変えて、花束に組み込まれること。
町に一件しかない最高においしい自家焙煎珈琲を
提供する喫茶店になるのか、
どこでも同じドトールやタリーズがいいのか。
あなたに依頼される仕事は「役職」、
「仕事のカテゴリー」で選ばれているの?
それとも、唯一無二のあなただから
仕事依頼があるのかな?
これは大きな違いだよね。
最初はただの○○組、
コンサルティングファーム、
○○塾、学校、
看板がきっかけだったかもしれない。
でも、二度目からはそうはいかない。
「らしくある安心」ってね、
言い換えたらカテゴリーに対する依存だよ。
独立しよう、個人でやっていこう、
そう目指しているならなおさら、
自分の看板、自分自身であることを意識しなきゃ。
自ら、らしくなるを選ぶと
その職業に埋没しちゃうよ。
☆・:+:。+・。
ちゃんと個性を生かそう。
あなた目当てに仕事が来るように。
お客さまが「あなた」を見つけやすいように。
あなただから、と言われるように。
職業が最初からわかっちゃうのって
つまらないって思わない?
人生はサプライズの連続だからこそ
感動や驚きがあるんだよ。
☆・:+:。+・。
かくいう私もコンサルタントという肩書は
とっくに捨てた。
JOYWOWの取締役という肩書はあるけれど、
ただの符号みたいなもの。
うちみたいな会社が肩書依存していたら、
とっくになくなっていただろうね。
へんてこな会社だから、いまも存続しているんだ。
あたりまえじゃないってすばらしい。
へんてこ最高!
LOVE & HUG:-)**
■次回配信は7/6(月)☆11時。
もう7月なんだね。
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